毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

料理で楽しいこと

「立つ鳥後を濁さず」とかボーイスカウトルール(「来た時よりも美しく」)とかに純粋に憧れてしまうので、料理した後とする前のキッチンの違いは、料理ができあがった鍋が追加されているだけ、というのが理想。

何も考えずに料理を作っていると、やはりボウル、余った素材、ゴミ、調味料、味見用の小皿、…etc. がキッチンにどんどん積み重なっていき、キッチンのカオス度はみるみるうちに上昇する。うまいタイミングで片付けたりうまいこと流用したりして、カオス度を低めに維持した状態で料理を進める必要がある。

また、複数の品を並行して作るとカオス度のポテンシャルは一気に上がってしまう。何が一番問題かというと、スペースが確保できなくなる。PCで言えばメモリの使用率が100%という状態になる。こうなると料理を先に進められないし、時間が勝負の料理をしている際には料理のアウトプットに致命的な品質低下をもたらしうる。「多くの品を並行して作りながらカオス度を上げない」というのは、短時間で作ることを意識する以上に(あるいは短時間で作るために)強く意識して練習していきたい。

そういうわけで、より多くの品を同時並行で調理する、というのは自分にとってチャレンジングな課題。おひたしや小皿、味噌汁と魚料理、その辺りを同時並行して作るのは今や日常になったが、一食分を越える品数、例えばお節のお重を作るというのは自分にとっては武者震いがするようなワクワク感がある。

ただ、人に料理を作ってサーブするというケースにおいては、最優先は「美味しい料理を作る」というところ。これができないと全ての工夫は意味がない。次に「短時間で作る」こと。上に書いたサステナブルなキッチン環境の維持はあくまで二の次となる。

ちなみに、「盛り付け」は物凄く苦手で、自分の役割は料理を作るところまで、という意識がなぜか醸成されてしまった。盛り付けはパートナーに完全に任せたい。

それについてのコンプレックスはあるし、これを一人でできないとやはり「料理人」としては失格*1とも思うので、取り組まなければならない課題意識はあります。この辺、センスを磨く必要があるので、お金を払ってプロに直接学びたいところ。

 

*1:別にプロではないですが