TwitterのTLで見かけた白菜を使った鍋。中国語で「扁炉」と書くらしい。
本場のレシピを探してみたところ、中国語のサイトでも常に「妹尾河童の扁炉」という形で紹介されている。
ということは、中国人がこういう鍋を日常的に食べているとかそういうわけでもないようだ?妹尾河童氏の書籍を読めば謎が解けるかもしれないが…。
干し椎茸の戻し汁を使って、白菜を弱火で長時間煮込んでとろとろにする。豚肉と鶏肉の旨味が溶け込んだスープにごま油をたっぷり入れるとそれだけで本当に美味しそうな匂い。さらに春雨を加えて、手元で塩と唐辛子をかけて戴く。ラー油で代用すると辛くなりすぎるので注意。素晴らしい香りに、白菜、肉、春雨のそれぞれ全く違った食感。適度に塩を加えることで、手元の小皿の中でスープの旨味が開花します。素朴でいくらでも食べられる飽きのこない味。どことなく懐かしいフレーバーを感じるのはなんでだろう?
おまけに素材の原価もかなり抑えられる、コスパの高い鍋と思います。