元日に中川翔子さんがアナフィラキシーショックで入院したということで、Twitterではアレルギーのことが少し話題になっていた。
自分の家族にはアレルギーは特にないこともあり、料理をする時にアレルギーを考慮するプロセスが抜けているが、これは自分の料理を振る舞うことがあったとしたら致命的になりうる。
食品のパッケージにアレルゲンについて細かく記載がされているのは当然のことになっているが、自分で作る料理には誰もツッコミをいれてくれない。料理をする人はアレルゲンについて予め弁えておく必要がある。
■特定原材料7品目
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)■特定原材料に準ずる21品目
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
「卵(鶏卵)」はアレルギー原因第一位の材料。加熱をすることでアレルゲンでなくなる蛋白質もあるらしいが、基本的には卵を使ったものはNGという認識でよさそう。ただ、魚卵や鶏肉についてはタンパク質が異なるので問題はない。(cf. 鶏卵|代表的な食物アレルゲン|原食物アレルギー|因別アナフィラキシー|アナフィラキシーってなあに.jp|マイランEPD 合同会社)
「乳」は、生乳のみならずチーズやバター、ヨーグルト、クリーム等も原因となりうる。(cf. 牛乳|除去食と代替食|公益財団法人ニッポンハム食の未来財団 )
意外なのは、オレンジやりんご、バナナといった極めてポピュラーな果物が含まれていること。タンパク質が含まれている魚介類やナッツは理解しやすいし、かゆみをもたらすやまいもについては想像しやすいのだが。また、肉は全て(牛肉、豚肉、鶏肉)がアレルギーの原因になりうる。鮭、鯖辺りも、スーパーに置かれていない日はない程に日常的な食材。この辺りは要注意。
- 三大アレルゲン:鶏卵、牛乳、小麦
- 穀物:小麦、そば、ごま、大豆
- 肉類:牛肉、豚肉、鶏肉
- 魚介類:えび、かに、いか、いくら、あわび、鮭、鯖
- 果物類:りんご、オレンジ、バナナ、桃、キウイフルーツ
- ナッツ類:落花生、アーモンド、カシューナッツ、くるみ
- その他:ゼラチン、まつたけ、やまいも
症状について
覚えて気をつけよう。