昨年10月に仕込んだザワークラウトはそのまま食べたり、ソーセージと一緒に炒めたりして美味しくいただき、食べ終わった12月半ばに改めてひと瓶分仕込んだ。一ヶ月放置してたのですっかりいい感じに発酵し酸味が強まってきている。ソーセージを買ってきて一緒に煮込むことにした。密閉できるピクルス用の瓶なので、水分が少ないが表面は湿っている感じで、匂いもザワークラウトのそれでカビが生えている様子もない。
レシピにはザワークラウトを水で洗うとあるが、仕込みから常温で一ヶ月くらい発酵させたザワークラウトであればそのままでも大丈夫、というかそのままでとても美味しく出来上がった。市販のお酢で作った酢漬けにはない、酸味に独特の柔らかさがあって不思議な美味しさ。発酵食品のいいところは、菌ががんばって複雑な味を勝手に作り出してくれるところ。人間ががんばらなくても、えも言われぬ味わいが生み出される。
バターで玉ねぎ1/2個分の薄切りを炒めたらザワークラウト200gとソーセージを入れて炒め、水500mlを注いで固形コンソメ2個、ローリエ1枚、塩コショウ少々を加えて煮る、以上!
水は結構な量を加えるが、弱火で20分程度煮込むとだいぶ蒸発して少なくなる。煮汁に溶け込んだうまみは具材に還元される。
そのままでも美味しいけど、クリームチーズとはとにかく抜群の相性。一緒に食べることをおすすめします。今回のザワークラウトは確かキャベツ一つ分、丸ごと使って作ったので、まだまだ残っている。もう一回このレシピで作ろうかな?