毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

土鍋で炊飯(4)

炊飯専用の土鍋!

「中蓋」がある。素晴らしい。もちろん吹きこぼれを防ぐ意味でしょうね。僕もほしいわ〜。

ちなみに、僕は土鍋で炊飯したらASAPで炊飯器に移して保温ボタンをポチります。熱くて冷めにくい土鍋の中に置いておいたらがんがん水分が飛んでいってしまうから。

これで案外、丸一日経っても美味しいままなのが凄いところ。もちろんジップロックに入れて冷蔵・冷凍してもいいとは思いますが、冷蔵庫のスペースも貴重な資源であることを思うと、保温してくれる炊飯器はやはり手軽です。

さて、今日は鯛の頭を買ってきました。要するに刺し身にできない部分、アラです。いつもはアラ汁にするか、兜焼きにして戴いていますが、今回はこれで実験的に、「土鍋で」かつ「鯛の兜だけで」鯛めしを作ってみます。

もしこれでそれなりに満足いくものが作れれば、原価が安すぎる鯛めしが出来上がります・・・!期待。

そういえば、炊飯器は3合炊きなので小さく、鯛を一尾いれようとすると相当窮屈な感じになってしまうんですが、土鍋で炊飯するとそもそもその「スモール炊飯器問題」は発生しません。いろいろ嬉しいですね。

結果

結論としては、結構いい感じでできました。炊飯の時間や火加減は完全に通常の炊飯に揃えて、特に問題なく炊けました。醤油やみりんを加えて炊くので、焦げ付きは普段の炊飯よりもきついのではないか、という懸念がありましたが、案外普通でした。「中火→とろ火」というコンボは焦げ付きにくい!

冷凍させたとはいえ、一日置いたものを使ったこと、また普通の身よりはクセの強い部位ばかりだったためか、ちょっと生臭みは強くなったかもしれないですが、まあ原価を考えれば許容範囲。万能ねぎと山椒の醤油漬けと一緒に食べると気にならないというか、普通に美味しい。

気づいたこととして、普段の土鍋で炊く時と比較して、吹きこぼれがほぼ全くないです。言うまでもなく、ご飯の上に乗せた鯛の頭がいわば中蓋の機能を果たして吹きこぼれを防いでいるものと思われます。なので、吹きこぼれを炊飯の進行具合の目安にしていると失敗してしまうかも。ちなみに、最近土鍋で炊く時には、中火からとろ火に変えるときに鍋を水平方向に180度回転させています。コンロの火は場所によって強弱あったりするので、一部分に火力が偏ることを防ぐためです。

いずれにしても、これから鯛の頭が叩き売られていたときのレシピの選択肢が増えました。