毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

豆乳鍋。味噌が美味過ぎた

今日は豆乳鍋を作ったんですが、想像以上に美味しくてびっくり。

野菜を食べたいということで、豚バラ、鮭、豆腐に白菜、もやし、長葱、人参、舞茸、水菜を加えて作りました。スープは豆乳、水、白だしだけの非常にシンプルなレシピ。

ちなみに豆乳はパックを開封しなければ常温で保存できるので、非常に重宝しており、200mlのパックを6本分くらいは常備しています。牛乳の場合、保存が効かず、といって常に飲むものでもないので、いざ牛乳を使うレシピ(例えばハンバーグ、マッシュポテト、ホワイトソース、ホットケーキ、オムレツ、ココア…etc)を作ろうとすると手元にないパターンが多過ぎるんですが、代わりに豆乳を使えることを知りだいぶ料理の幅が広がった感があります。豆乳だと青臭さみたいなものが目立ったりするかな?ホワイトソースとかマッシュポテトだと特にクセが強くなったりするかな?と思ってたんですが、思った以上に全くクセがないので驚きました。そのまま飲んでも美味しいのでホント便利な食材です。

豆乳鍋の話に戻りますが豆乳鍋というのはたまに耳にすることはあっても案外作ることがなかったです。「豆乳鍋」という語感からそこまで魅力に感じなかった、そんなに美味しいわけでもなさそう、という先入観があったのかな?と思います。せっかくわざわざ鍋を作るのなら、美味しいことが約束されているものを選びたい、という気持ちもあったのかもしれない*1

最近は、野菜を手軽に大量に美味しく摂れる鍋は我が家にはぴったりで、季節を問わず一週間に一回以上は作るくらいポピュラーな献立になっており、そうなるとさすがにいつもの湯豆腐や水炊きや火鍋やチゲや酸菜白肉鍋では飽きてくるということです。スパイスを多用しないやさしい味付けのものということで、初の豆乳鍋にチャレンジしてみました。

最初ちょっと沸騰させてしまい、タンパク質が分離して見かけが悪くなってしまったのだけど、味的には豆乳と白だしとの相性が抜群で、とても美味しい。和風のシチューみたいな感じです。野菜は大量なんだけど、白だしの強い旨味とクリーミーでそれ自身美味い豆乳が組み合わさると野菜だけでも意外な程ボリュームを感じさせます。

水は豆乳の半分くらいしか使ってないので、水っぽい感じもなく、スープはそのまま飲んでも美味しい。

ずっと飲み続けていると、言っても豆乳だけなので、単調な感じもしなくもない。そこで試しに、味噌(西京白味噌)を冷蔵庫から出してきて、スープを注いだ手元のお椀にごく少量ずつ溶かし入れながら飲んでみたらこれがめちゃくちゃ美味しい。

味噌の味自体はそこまで前面には出ないが、香りが素晴らしく一気にランクがぐっと上がった印象。白味噌は上品な味で、隠し味にも使える縁の下の力持ちのような存在だが、生に近い状態で、ほぼ直接のような形で味わうとここまで素晴らしくなるものかとちょっとびっくりしました。そういえば豚汁にコチュジャンを溶かして美味しかったのを思い出したけど、日本の味噌も韓国の唐辛子味噌も改めてその偉大さを思い知った感じです。

*1:こんなに豆乳を絶賛していながらそういう風に思ってしまうんだから、未経験のことには手を出しにくいタイプの人間だな