結論から言うと、動画で説明されているレシピの手順を可能な限り頭に入れてから作りましょう、ということです。メモ帳にささっとメモしてそれを料理の間手元に置いておくでもよい。当たり前？ですよね…。
Georgeさんはさらっと簡単そうに作るから、真似できそうに思えてしまう。実際、かなり視聴者層を意識した簡略化されたレシピであるとか、真似しやすい／材料も手に入りやすいレシピを紹介してくれているとは思うのだけど、そうは言っても実際のところ、当然ながらそれなりに手間がかかる。また、材料は詳細欄に記載してくれているけど、作り方は動画（最近はブログもあるので、ブログ記事があれば頼りになる）を参照しなければならない。動画はどのように作るのかが一目瞭然*1なので、大変便利なのだが、やはり一覧性というか、全部の工程をまとめて見ることはできない。作る前に予習して頭に入れておいたつもりであっても、どうしても確認したいときはあるし、そうなると動画は結構面倒なことになる。
今日はぺぺたまとチキンソテーを並行して作ってみたのだが、事前の予習が足りなかったので作りながら逐一2本の動画をスマホ上でシークバーで動かして確認するということになった。かなり非効率な作業になってしまったと思う。
ただ味はいつも抜群。自分がこれまで、まともに触れる機会がなかったフレンチの世界の奥深さと素晴らしさを垣間見せてくれる貴重なチャンネルなので、今後もガンガン動画を真似して料理を作っていきたいと思う。
個別の反省と感想
ぺぺたま
- パスタなのに、豆板醤や和風の出汁を活用しているところが凄い。フレンチのシェフが中華料理の調味料と日本料理の出汁を使ってイタリア料理を作っていると思うと、なんだか不思議な感じ。それでも全然違和感なくきっちり味が決まっている。
- 卵がうまくクリーム状にならず、ぼそぼそになってしまった*2。湯煎するときに、ボウルと鍋のサイズがぴったりすぎて鍋に完全にハマってしまい、途中でボウルを鍋から取り外すことができなかったのが敗因。
- もしかすると、にんにくとベーコンのみじん切りを炒めたオリーブオイルの粗熱がとれていなかったかもしれない。なんだかうまい感じで乳化できなかったのだよね…。
- 味は大変よかったのだけど、見かけが…。パスタは本当に難しい（涙）
チキンソテー
- 野菜は、れんこん、なす、人参、玉ねぎ、えのきを使い、れんこん、人参、玉ねぎを先に炒め、後からなすとえのきを加えた。しかしえのきは細かくバラバラになってしまったので、チキンに付着してなんだか汚い感じになってしまった。味はいいのだけど…。どうせきのこを使うならしいたけだったかなあ。れんこんも使ってるわけだし。
- 後入れのなすとえのきを入れるタイミングが遅くて、ちょっと鶏肉に火が入りすぎた嫌いがある。量も多すぎただろうか…。
- 野菜は焼いて塩とオリーブオイルをかけるだけでも美味しいんだけど、香り付けのローズマリーを省いてしまったのが悔やまれる。にんにくも入れてたかな…。せめてタイムでも使うか、あるいはローズマリーの香りを油につけておくべきだったか。
- ソースはマッシュルームがなかったのでしいたけのみじん切りを使ってしまった。それでもまあイケたのでよかったが、マッシュルームで作ってみたいところ。
- ソースはみじん切りの形がはっきり残って食感にも影響するので、ちょっとタルタルっぽい感じになっている。ミキサーとかで滑らかにできたらいいのでは、と思った。
