キューピーや松屋のフレンチドレッシングは普通に好きだけど、フレンチのレシピを見て自分で作ってみたら驚きの旨さ…。やはり玉ねぎを始めとして各種材料が新鮮(素材の収穫・調味料としての完成からドレッシングとして食べるまでの期間で比較)なのが一つの理由なんだろうとは思うけど、ここまで全く味の質が変わってくるとは想像してなかった。元々ソース・オ・キュリ(カレーソース笑)を作るために作ったものだけど、ぶっちゃけカレーソースよりうまい。
材料(できあがり量60ml程)
- A マヨネーズ 1.6g
- A 玉ねぎ 7g(すりおろす)
- A マスタード 0.4g
- A リンゴ酢 8ml(小さじ1と1/2)
- サラダ油 50ml (大さじ3と1/3)
- 塩、胡椒 適量
作り方
- Aをよく混ぜ合わせる。
- 1にサラダ油を少しずつ入れて撹拌する。
- 味を見ながら塩、胡椒で味をととのえる。
マヨネーズ1.6gとかマスタード0.4gとか、0.5gが最小単位であるうちのスケールではうまく量れなくて目安がわからんという感じだけど、例えば16gの1/10量とか、8gの1/5量という感じで間接的に量るしかない(多分だけどマヨは小さじ1杯くらい?マスタードは小さじ1/4くらい?)。これだけ少ないとあってもなくても関係ないのでは?と思うかもだけど、大丈夫。しっかり存在感はあり、なくてはならない素材とわかります。フレンチドレッシングの白が何由来かと思ったけど、酢と油で薄めたマヨネーズ色だったんですね。
サラダにも蒸した野菜にもピッタリなのは言うまでもないし、極端な話、単独でワインが飲めます笑
おまけ:"Le Duc"風タルタルソース リベンジ
卵黄ひとつでジョージさんのようにクリーム状にできるのか、と半信半疑で油を大1くらいずつ入れながら泡立てていったら、普通に成功した(下図)。そこまでかき混ぜたわけでもなく、右腕が痛くなるほどでもないしハンドミキサーを使う必要もない。やはり前回は一度に油を加えすぎたのが、うまく乳化しない原因だった。最終的に前回と同量の油(60ml)を加えてもマヨネーズのような硬めのクリームっぽい見た目に。そういえばマヨネーズの作り方ってこんな感じだったっけ。これならさらに油140mlを追加しても全然行けそう。
食べた感じは、当然ながらエアリー感がより強く、逆に「卵」感は薄まっている。味自体も薄くなる印象なので、塩の量の調節が重要そう。白ワインヴィネガーを入れすぎると酸味が尖るので注意。コルニション、ケッパー、アンチョビフィレは加えているものの、玉ねぎやエシャロットは入れていないので普通のタルタルとはだいぶ印象が変わる。良し悪しというよりも好みの問題だが、玉ねぎの強力さを改めて実感できる。