麻辣油に衝撃を受けて以来、フレーバーオイルを自作することに味を占めていろいろ試している。
ラード
ラードは豚の脂身から脂を抽出するだけなのだが、廃棄すべきものを有効活用できるだけでも素晴らしい。大して手間もかからず、市販のものより風味良く感じられるものだ。
葱油
葱油は市販のラード(買ってからあまり使わず冷蔵庫で眠っていたもの)を使って作ってみた。長ねぎ、万能ねぎ、生姜、八角、ラード。最もシンプルなレシピは、長ねぎと油だけ。にんにくを使うものもある。
これを使ったチャーハン、確かに美味しい。
蝦油
これはショートでみかけて真似してみたいと思って作った。蝦の殻は、残念ながら頭がついていないバナメイエビの殻を冷凍してためておいたものを使った。
やはり頭のない殻だけだと、出し殻はたいして美味しくない。えび油自体は悪くない。マルチャン正麺はノンフライ麺なので、油揚げ麺よりもだいぶあっさりしていて物足りなさを感じていたのだが、動画のマネをしてスープに葱油と蝦油を追加してみたら全然印象が変わった。
どれも麻辣油ほどの衝撃はないものの、中華料理の奥深さと味わい深さを改めて教えられるレシピだと感じた。