今まで鰹節が高いということで鰹だしを自分でとることはあまりなかった。昆布だしについては、湯豆腐とかでよく使っていてそれなりに抵抗はなかったが、例えばめんつゆのような強い旨味を必要とするケースではまだちょっと自分の出汁作りスキルではまだ無理だなと思っていた。
ジョージさんが親子丼レシピで出汁をとっていたので、この機会に自分も挑戦してみようと思った。鰹出汁はやはりちょっと割高(←ケチ)なのでほんだしで済ませて、昆布出汁だけを作った。しかし思ったよりも昆布を大量に使っている。なんと500mlの水に対し、乾燥した出汁用昆布を10gも使う。これだけ使えばさすがに旨味も出るわと思った次第である。他のレシピを見たのだが、「10gの昆布をはさみで細かく切って容器に入れ、沸騰したお湯を注いで5分程経ったら取り出す」という非常に簡単なもの。本来は鰹節を使い、鰹節は長時間放置するとエグみが出てしまうということで取り出し必須なのだが、昆布なら大丈夫かなと粗熱が取れるまで放置してしまった。
我ながら雑だが、実際このほんだし+昆布だしで作った合わせ出汁には何の問題もなく、自家製めんつゆのベースとしてしっかり機能した。
ちなみにこの親子丼、タレがしゃばしゃばになってしまったのだが、自家製めんつゆを大さじ4(60ml)だけ使うはずが、作った時の量(210ml)を全部そのまま使ってしまったのが理由だと今気づきました。合わせ出汁5:しょうゆ1:みりん1だから、確かに60mlだけをきっかり作ろうとするとちょっと作りにくいかも。「合わせ出汁大さじ3+1/3、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ2」なら70ml作れるか。
この程度の量だったら、玉ねぎと鶏肉を蒸した段階でそれなりに煮詰まってそう。
あと、このレシピで作るときには「玉ねぎの切り方、焼き方」も非常に重要だと思うので、途中でバラバラにならないよう注意してください。
それにしても、あのクリーミーなスクランブルエッグはどうやって作ればいいのかな。湯煎でもするべきなのか。
ともかく、今日の教訓としては、昆布だしは量をケチらなければ簡単に美味しく作れるということに気づいたということ。今後積極的にやっていこう。