「れんこん」お好きですか???普通のれんこんは料理のレパートリーがかなり限定的(煮物や和食のレシピ)なのが残念だと感じていましたが、ようやく最近になって、この根菜の底知れぬポテンシャルに気づきはじめてきました。いや、今までもそのポテンシャルに触れる機会は何度も何度もあったのに、ぼーっとしてて見逃していただけ、という方が近いかも。
ソテーが美味い!
数年前から肉と一緒にソテーにする機会が増えました。フライパンに油をひいて塩を振った5mm厚程度の輪切りの蓮根を並べて、両面焼色がつくまで焼いて出来上がり。香ばしい香りに旨味・甘みが強く、しゃっきり感とモチモチ感が両立する独特の食感が最高です。これだけでつまみになるパワーがあります。ソテーは素材をそのまま味わえる調理法なので、これで食べることで素材の解像度を上げることができると思います。
つまり、「シャクシャク感とモチモチ感が両立する独特の食感」を持ち、「旨味・甘み」が強く、「クセがなくほかの食材とも合わせやすいが、存在感はしっかりある」食材であることがソテーをすることで見えてきた気がします。さらに油との相性もよいので、コクが適度に増して素晴らしいです。薄切りをソテーすると適度に焦げ目もついて見た目も華やかなのでサラダとかにも活用できそう。
ローストが美味い!
新鮮なレンコンをオーブンで丸焼きするだけでとても美味しい。これだけで延々食べれる。個人的には食感、香り、味にグラデーションがあるソテーが大好きだけど、一本丸ごと焼けるオーブン焼きの形式には唯一無二の価値があります。
recipe.rakuten.co.jp
揚げ焼きが美味い!
oceans-nadia.com
これ、普通にいい意味でお菓子です。ジャンルでいうとのりしおのポテチとかと同じ枠に入りそう。美味しくてすぐ無くなる。
チンジャオロースーに筍の代わりに入れると美味しい!
水煮筍がなかったので、代わりにレンコンを使ってみた。皮を剥き、5,6cm程度の幅に輪切りしてから縦に千切りして使います。
これが抜群に美味しい。やはり食感のアクセントが素晴らしい。レンコンにおける余りにも個性的な特徴である「穴」を敢えて完全に抑制する活用方法ですが、敢えてそうすることで、むしろそれまで気づかなかった価値に気づけると思います。
ボロネーゼに加えると美味い!
いいレンコンを安く入手できたときに、何気なく作ったレンコンボロネーゼが非常に美味しかったのでした。ただ、元々レンコンのポテンシャルを追求したい、という崇高な思いがあったわけでもなくて、セロリがなかったからレンコンで代用しようと思ったという理由で探したレシピで、しかもかなりアレンジしてしまったのでちょっと再現できないかもしれない。デリッシュキッチンのレシピ(下記リンク)を参考にレンコンを粗みじん切りにして、ひき肉と一緒に炒め、玉ねぎと人参で作ったソフリット+赤ワインを加えてトマトを加えて煮る、という程度だった気がする。確か最後にどろソース(唐辛子成分がいい感じ)も加えました。
ボロネーゼって、玉ねぎと人参とセロリとトマトという甘みと旨味たっぷりの野菜を大量に使い、長時間加熱してじっくり甘みを引き出す上にさらに肉と合わせて旨味を倍増させ、しかも赤ワインをどぼどぼ入れて煮詰めている割に、素材だけからコクを出すのが案外難しくて(マジで何で?)、塩味が尖っちゃったり物足りなさを感じがち。だからコンソメを加えたり、ウスターソースを加えたりしてなんとかその辺を補うレシピが多いと思う。まあ、レンコンを使ったところでそれは変わりないのだが、それでも食べてみると、違和感は全くないどころか、その食感のためか満足感が段違いである。
後日、通常のボロネーゼを作ってみたが逆に物足りなく感じてしまった。
どうもレンコンというのは和食以外にマッチするだけでなく、味と食感の相乗効果でそのレシピをさらに美味しくする効果があるようなのだ。
そういえば、イエローカレーの具材としてもあまり意識せずに使っていたことを思い出した。あの時も同様に違和感は全く無かったが、アジアの煮物だからなー、と勝手に納得していた気がする。





