毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

ソース・タルタル・ル・デュック sauce tartare "Le Duc"

「パリで働いていた時に、賄いで教えてもらったソース」とのことだが、材料構成から調べると「ソース・タルタル・ル・デュック」というソースが見つかった。Le Ducという店のタルタルソースとのこと*1

以前、チキン南蛮のレシピ動画でタルタルソースを作っていたけど、あの時にはスクランブルエッグベースで作っていたのが新鮮だった。タルタルソースというと、ゆで卵をみじん切りにしてマヨネーズと和えるイメージがあったので。今回のタルタルはなんと生の卵黄で火入れせずに使っている*2

卵黄1個であんなに泡立つの?動画の見た目では、卵黄はもう少し多く使ってない?と思ったが、別のレシピでも卵黄1つで作っていた。結局うまくいかなかったけど、多分、一気に大2(30ml)ずつオリーブオイルとサラダオイルを入れてしまったのが間違いで、少しずつ注いでいかなければいけなかった。一度に60mlだとさすがに液体の量が多過ぎて、一旦合わせてしまうといくら混ぜても時既に遅しで、ハンドミキサーまで動員してしばらくかき混ぜていたが殆ど何も変わらなかった。粘度の高いタルタルソースを作ってみたい!

ちなみに動画ではさらっと流されていたが、ソースの具材?となるケッパー、アンチョビフィレ、コルニション(きゅうりのピクルス)はどれも3mm程度のアッシェ(みじん切り)にして入れるのがよいみたい。

味はたしかに濃厚でクリーミーで日本のタルタルソースとも印象が近い。水分量が多く、卵とオイルの滑らかさが強調されている*3。またレモン、白ワインヴィネガーの酸味がよく効いていて軽やかな印象。自分はうまく作れなかったけど、本場の味を垣間見ることができる非常に美味しいソースでした。

*1:ジョージさんもこの店で働いていた?

*2:そういえば、アメリカでは生卵は食べられないらしいが、フランスは大丈夫なんだろうか?→どうやら大丈夫らしい。殻の殺菌はしておらず、日本のように生卵をそのまま食べるということはないらしいけど、やはりタルタルソースとして加工したりして食べるらしい 参考記事

*3:単に泡立ちが足りなかった説?