毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

ワンパンプッタネスカ

今回はジョージさんのレシピではないですが、買い物行かずに有りもので作れそうだったので作ったパスタです。行けそうだったのでワンパンレシピにアレンジしてみました。

材料(2人分)

  • オリーブオイル 大3
  • にんにく 3〜4かけ(みじん切り)
  • 鷹の爪 適量(お好みで。大さじ1くらい入れてもいいかも?)
  • アンチョビ 2フィレ(みじん切り)
  • ケッパー 大さじ2
  • オリーブ水煮 10粒(半分にカット)
  • トマト缶 240g
  • 魚醤 小さじ1〜2
  • 胡椒
  • ロングパスタ(スパゲッティ、リングイネなど) 150g
  • 水 300ml
  • クルトン 適量
  • フレッシュパセリ、フレッシュバジル 適量(粗く刻んでおく)

作り方

  1. フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火で熱する。
  2. 香りが出てきたら、ケッパー、アンチョビ、オリーブを加えて軽く炒める。
  3. トマト缶を入れ、魚醤と胡椒を加えて中火で量が半分くらいになるまで混ぜながらじっくり煮る。味を見て適宜塩(分量外)を加える。
  4. 水300mlを加えて加熱し、沸騰したらスパゲッティを入れて中火で茹でる。水が足りなくなったら途中で追加する。
  5. ソースの水分が煮詰まり、パスタの茹で具合がアルデンテになったら火から上げて盛り付け、クルトンを散らす。

ポイント

  • ニンニクはジョージさんに倣ってちょっと多めにしました。ニンニクはものによってだいぶ大きさが違うので、「1かけ」という表現はかなり曖昧になってしまうのだけど、皮付きで1かけ4gくらいのイメージです。4かけ、16g程入れてもいいかな。みじん切りにして炒めてトマトやアンチョビと一緒に煮込むので、臭いが気になるということは決してないです。生で食べるとお腹の調子が悪くなる、という人でもそんなに心配はいらないかなと思います(が、もちろん配慮お願いします)。
  • 途中トマトソースを作る時にはじっくり熱を加えてトマトの旨味を引き出すとよいと思います。「後から水を入れるから同じ」ではない。
  • これまたジョージさんに倣って魚醤を使ってみました。これまで魚醤というとナンプラーだったんだけど、今回はキムチ作りに使ったイワシエキスを使ってみました。ナンプラーのように強烈な臭いがなく、日本のしょっつるとかに近い上品な香りなのでちょうどよいし、アンチョビとの相性も抜群でグッと味に深みが出ます。プッタネスカには魚醤は不可欠と感じさせられる程の相性です。
  • ワンパンで作るときは、煮る時間が少し長めになるので注意です。
  • クルトンは完全に我流のアレンジ(たまたま冷蔵庫にあったので)で、本来はパン粉を乾燥ハーブと合わせて油で炒めたものを使うみたいです。クルトンでも面白い印象になります。

感想

オリーブ、トマト、ケッパー由来の酸味が強く、アンチョビの味わいと魚醤の旨味が効いている刺激的なソースです。鷹の爪は控えめにして作ってしまったけど、唐辛子は強める方がこのパスタには似合ってる気がしますね。次に作る時には辛さ強めでやってみます。唐辛子の辛さ、強い酸味、アンチョビと魚醤の香り。ドレスのような真っ赤なソース。合わせて改めて振り返ると、「娼婦風」という命名も納得できます。ともかく、大変美味しいパスタでした。ソースが余ったら、カリカリに焼いたバゲットにつけて食べるとよいです。

材料はそこそこ多いけど、どれも缶詰や瓶詰などで保存が効くものばかりなので困ったときにはさっと作れるのがいいところ。また、ワンパンでも作りやすいのがいいところ。慣れたら10分くらいで作れちゃうかも?