「湯豆腐」と言うと、案外鍋の具は豆腐だけ、出汁の材料は昆布だけ、というレシピを多く見かけますが、湯豆腐ってそんなもんでしたっけ?うちは鶏肉をがっつり入れて「湯豆腐」と称してますがこれってもしかして違う料理ですか?
自分のイメージでは、①豆腐を使う、②出汁スープには味をつけない、③出汁のメインは昆布という条件が満たされていれば「湯豆腐」と称する。①が満たされずにさすがに「湯豆腐」とは言えない。②が満たされないと「水炊き」と呼ばれる鍋になってしまう。
最近作っている「まめご飯風湯豆腐」のレシピはこちら。
材料:
- 豆腐1丁(3〜4cm角に切る)
- 鶏もも肉1枚(一口大に切る)
- 干ししいたけ6枚程(分量外の水200ml程度でレンジに3分かけて戻す)
- 長ネギ1本(斜め切り)
- 白菜1/8個(ざく切り)
- 万能ねぎ2本(小口切り)
- ポン酢適量
- 出汁用昆布
- ヤマキだしパックかつお1袋
- 水500ml
作り方:
- 干しいたけ6枚程を水200mlに入れてレンジで3分加熱して戻す。戻し汁はとっておき、戻ったしいたけはスライスしておく。
- 鍋に水500ml程度、出汁用昆布、ヤマキだしパックかつお1袋を入れて火にかける。
- 沸騰したら中火にして5分程度煮出し、だしパックを取り出す。
- 1の戻し汁としいたけ、一口大に切った鶏もも肉を入れて弱火で3分程度煮る。
- あくを除き、白菜、ねぎ、豆腐を加えて更に5分程煮る。
- 白菜と豆腐にしっかり火が通ったら出来上がり。
- ポン酢にスープを加え、万能ねぎの小口切りを加えたものをつけダレにして頂く。
昆布、かつお、しいたけの出汁が合わさったスープの旨味は言うまでもなく抜群だし、パックで取った鰹出汁の香りは湯豆腐や鶏もも肉の風味を倍増してくれる。
よく煮込まれた豆腐は鶏もも肉にも劣らない美味しさ。いくらでも食べられます。