毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

パスタが難しすぎる(カルボナーラで大失敗しました)

パスタは苦手です…。料理歴もそこそこ長い気がするけど、未だにカルボナーラみたいな、恐らく初級者向けレシピで今回みたいに大失敗できます。

まず、パスタはちょうどいいタイミングで茹でなければならないところが鬼門。ここの調整に無駄に労力を費やしてしまうので、本来集中すべきところに気が回らなくなってしまう。

茹でる湯に適量の塩を加えなければならないというところも難しい。「たっぷりの水」で茹でないといけないのに、塩を水の量に合わせて適宜加えなければならない。そこを安定させるのは相当の難易度だと思う。

要は慣れていないということだし、もっと日常的にパスタを作るようにすれば変わってくるだろうとは思うが、ご飯派の自分がそうなる期待はできない。最近はイタリアンの店にも行かないし、パスタ食べて感動することもないしなあ。

また、パスタ料理は茹でる麺の量を増やすだけで大盛りにできると安易に考えがちなのだが、ソースと完全に独立している系のパスタ(ソースを後がけできるようなタイプのパスタ)であればある程度正しいかもしれないが、パスタとソースと合わせて完成させる系のパスタは、大盛りにすることはつまり素材の量が変わるということであって、パスタの量だけ変えて他の材料の量を変えないと別ものになってしまう。

今回の失敗の原因は、まさにその点に無自覚であったことで、要は卵の量がパスタの量に対して少な過ぎ、あっさりとダマになってしまいクリーミーさが完全に失われてしまった。元々全卵を使うレシピに対して、卵黄だけ使おうと思ってそうしたのに、さらにパスタを大盛りにしたので余計にひどいことになった。今思えば、混ぜ合わせている最中にそのことに気づいたら、すぐに卵黄を追加すればよかったのだ。しかしなぜかパニクってしまってその発想に及ばず、緊急対応に失敗してしまった。

参考にしたレシピは下記のサイト「やまでらくみこのレシピ」に紹介されていたものだが、FOODIEのレシピを参照すると、80gの乾麺に対して卵黄を2つ使っている。今回自分は、200gの乾麺に対して卵黄を2つだったのでそれは当然少なすぎた。40gにつき卵黄1つという計算になるので、200gの乾麺であれば本来なら卵黄5つが妥当な量だ。

ちなみに、背景となる状況を付け足すと、手元のオリーブオイルがもう殆どなくなっており、料理の最後に加えるオリーブオイルも追加できなかった。さらに、最近の卵の高騰と品薄はもしかしたら自分の判断に影響を及ぼしていた可能性はある。完全に言い訳に過ぎないので逆に恥ずかしいが、このサイトを読んでる方がいれば、このような失敗の原因を悪い例として教訓にしていただければ幸いです。

そういえばパスタをリクエストされる機会が最近増えているが、そのたびにまずいパスタを提供してしまっている気がする。美味しいパスタを作れるようにならなければ…。