毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

続・料理における空きスペースの必要性

1年半程前に、料理における空きスペースの必要性 - 毎日まめご飯。というエントリを書いたことがあった。ちょっと変わった視点(価値基準?)な気がするが、いずれにしても多かれ少なかれ意識しておかないと料理がうまく回らなくなるうな重要な要素だとは今でも思っている。プロの料理人であれば、上で列挙した用途ごとのスペースはどこか、という問いに明確な回答を持っているはずだ。

一番簡単なのは、広くて熱や汚れに耐えるスペースを潤沢に用意しておくこと。それができるのであれば、スペースを意識せずにあるだけ惜しまず使う富豪プログラミングならぬ「富豪料理」ができる。ただ、例えば冷蔵庫から出したバターを置くスペースがあるからといって放置していたり、生肉をずっと放置していたりすると食材の品質に影響が出るので、そこまで単純な話ではないし、後で何をどこに置いたかわからなくなったり、カオスになって片付けも大変になるので、結局はこまめに整理整頓(メモリやストレージの管理に喩えるとガーベジコレクションデフラグ?)を行うのがよい。

当時から変わったところ

最近は、基本的にはすぐ片付ける、という癖がついてきたし、食事の後に食器洗いをしてシンクを綺麗にする癖もようやくついてきたので、スペース枯渇問題にそこまで真剣に考える必要はなくなっている。それに加えて、丸椅子にイケアで買った広いお盆を載せるという形で、料理専用の一時的なスペースを用意するようになった。ここに使用前後の野菜、肉などを置いている。ささやかな工夫ながら、めちゃくちゃ便利です。また、調理台の後ろのテーブルにはシリコンマットを敷いた。これは高い耐熱性を持つため、煮えた鍋をそのまま置いても問題なし(天ぷらを揚げた後の油が入った鍋はヤバいかもしれないが、お湯が沸騰してる温度くらいならOK。ご飯を炊いた後の土鍋ももちろんOK)という優秀な代物。

また、使ったお玉や大さじ小さじ、アク取りや菜箸などは、すぐにシンクに直行させるのではなく、調理台の手元の水を張ったボウルに突っ込んでおくことがある。こうしておけば、その後に使い回しやすい。

また、使い終わった鍋、ザル、ボウル、まな板などはその場で洗ってしまう。料理の手順を頭の中でシミュレートできれば、いつ何を使うかはある程度はわかるはず(計画的にやったつもりでも結局また使うことになったりするけど)。料理が終わった後の調理台とシンクは、料理を始める前と同じくらい綺麗になっているのが理想