毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

シリカゲルは調味料並に料理をワンランクアップさせること

昨年の夏頃だったか?ホームセンターで除湿用のシリカゲル5g入り小袋50袋入りを購入して、手当り次第に乾燥に弱い粉末系の調味料、スパイス、顆粒だし、乾物系(鷹の爪や桜えびなど)、小麦粉等に入れてみた。

自宅はアパートの2階より上なので地面からは離れており、前のアパートの一階に住んでいた頃と比べると断然湿度は低く抑えられているが、やはりそれでも、乾燥した鷹の爪もあっさりカビてしまう程度には日本の夏の湿度は高かった。

あまり期待もしておらず、ワンチャン気持ち効果があればいいか、と思っていたのだが、どうやら期待以上の効果を上げていることを最近実感している。もちろん、秋〜冬の期間なので季節的にもより効果が上がりやすい時期だったことは付記しておく必要はある。

花椒(ホール)とローリエを、シリカゲルの小袋を2つ入れたフリーザーバッグ(小)に入れて密封しているのだが、開封時の素晴らしい香りがかなり長持ちしている。中華食材店で買い直した袋入りの鷹の爪にもシリカゲルを入れて、カビることもなくいままで来ている。使おうとしたときに触ってみると、その乾燥具合は明らかだ。桜えびの乾燥具合はひと目見るだけでわかり、風味を保っている。もしかして、日本において乾燥剤は料理を続けていく上では必須アイテムなのではないか…?

長期保存しておく食材、またスパイス、乾物類は特に、いかに劣化を最小限に留めつつ保管しておくかが肝となる。湿度によって劣化したスパイスや粉末ハーブは風味が変わり、もはや別物になってしまう。そんなものを使っても本来の効果は出せない。

新鮮な感動を長い時間保ってくれる、というのはある意味、よい調味料が料理の味をワンランク上げてくれるのと同等以上の価値があるのではないか、とまで最近は感じている。

さて、最初は多すぎるかとも思ったシリカゲル50袋、あっさりつかい終わってしまった。また、青い粒が赤くなると効果が切れるらしく、実際赤くなっているものも多い。また新しい小袋を買いに行かなければ。