毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

コウ ケンテツさんのレシピ

豚キムチのレシピは無数に存在していますし、「豚とキムチを炒めるだけで作れる簡単メニュー」という印象もありましたが、このレシピを通じてだいぶ印象が変わりました。

・キムチは加熱するほど、うまみがどんどん引き出される。
豚キムチは、焦らずじっくり火を入れたい。

というポイントにしたがい、豚肉→玉ねぎ→キムチの順にフライパンに投入してしっかり炒め、その後もやしを入れた後に蓋をして3分間加熱しながら蒸すという具合に、単に炒めるだけでなく、時間をかけて熱を加えています。さらに最後にキムチ汁を投入。

(「きょうの料理」のレシピは工程に「ポイント」が記載されているのがとても助かりますが、特にコウさんのレシピはあらゆる工程にポイントがしっかり書かれており、「すべてのプロセスには理由がある」ことがはっきりわかりますし、またポイントを意識することで適切な調理ができます。)

結果として、今までになく香ばしく(焦げてるわけじゃないけど、しっかり火が通っていることを感じる)食べごたえのある、美味しい豚キムチが出来上がりました。もちろん料理人ごとにそれぞれのやり方があるとは思いますが、コウさんのこのレシピは自分の中で大きな存在感を持つこととなりました。

後日、コウさんの下のレシピも作ってみました。「しっかり炒めて素材の味を活かす」という点、「調味料はがシンプル」という点については共通するものを感じました(コウさんのレシピの共通点なのかもしれないですね)。こちらのレシピで使う調味料は醤油のみですが、玉ねぎの甘みを引き出し、醤油、牛肉、ニラというそれぞれ強い個性を持つ食材と合わせることで、物足りなさを感じさせない料理に仕上がります。


蛇足

「牛玉ニラ炒め」という名前だと「玉」を「玉ねぎ」でなく「玉子」と勘違いされそうな点が唯一気になります。