毎日まめご飯。

素人の料理好きによる料理メモ。免責事項:このレシピを参照することでもたらされるいかなる損害にも筆者は責任を負うことはありません。自己責任でご利用ください。

自家製ピザ

思ったより早く試してみる機会が訪れたようだ。

1回目

ピザ生地は例の強力粉を使って、ドライイーストと合わせてこねる感じ。レシピはキッコさんではなく志麻さんの方を参照。志麻さんはヨーグルトソース+シーフードのピザを紹介していたが、ちょうどトマトソースがあったのでトマトソース+シーフードのピザにしてみた。

まずトマトソースを塗り、2分の1個分の玉ねぎ薄切りをたっぷり載せ、各種シーフードを載せる。シーフードは冷凍庫にあったエビ、たこ、イカ、ホタテ、カニなどめちゃくちゃ豪華。見た目も豪華。ただ、その後でオーブンの皿に載せるときに台から外すのがかなり苦戦した。打ち粉が足りなかった?時間をかけすぎて、生地の水分が出てしまった?

さて、230度で25分焼いた。美味しそうな匂いはしてくるのだが、見た目では焼き加減がどうもピンとこない。

実食。生地はそれなりに小麦の味は味わえたが、いまいち焼きが足りない?パリッとした感じがなく、締まりがない感じになってしまった。具が一番問題ありで、せっかくのシーフードも、まず味付けが足りない。さらに、ただ焼いて固くなっただけで表面は乾燥してジューシーさも失われ、旨味も引き出されず、逆に素材の味を損ねてしまった印象がある(一緒に焼くべきではなかった?ピザ生地を焼いてから後載せとかあるんだろうか…?)。ソースがこれらの具をまとめる役割を果たすべきだったのだろうが、たっぷりの玉ねぎスライスが甘みと水分を出してしまい、ソースの味にも生地の焼き加減にも悪影響を及ぼしてしまった。結果として、具と生地の一体感に欠け、焼き加減も不足、味の輪郭が定まらずあやふやになってしまった。

初めてのチャレンジはだいたい失敗しがちだが、結構派手に失敗してしまったなあ。

得られた教訓は多かったと思う。

一回目教訓

  • ピザ生地はすぐ焼けるようにオーブンの皿の上で広げる
  • 具にも個別に味付けは必要
  • プリプリ感を残すための工夫が必要
    • トマトソースと混ぜるのもよかった?
  • 水分を含む具には注意する。
    • 焼きの難易度を上げ、逆効果になりがち。
  • ベースとなるトマトソースはしっかり味見して、塩味、スパイス、調整する。
  • ソースと具の一体感を改善する必要がある

生地はまだ半分残っているので、明日再チャレンジすることになりそう。

2回目

さっそく翌朝に再チャレンジ。今度はまずトマトソースを改善。味見しつつニンニクと塩を追加して味を整えた。ピザ生地にはまずオリーブオイルを塗り、斜め薄切りにしたソーセージ、モッツァレラのシュレッドチーズ、瓶詰めオリーブの輪切りを載せて同じ温度で同じ時間(230度で25分)焼いてみた。

具を減らし、水分を抑えた結果ピザ生地の焼き加減はより本格的な感じになったが、載せたチーズは加熱のし過ぎで、溶けただけでなく、焦げて茶色くなって固くなってしまった。チーズを高温で長時間焼くのはよくないらしい。一回焼いてからチーズを載せて再加熱すべき…?(自分の持っている志麻さんのレシピにはチーズを載せたものはなかったので、参考にすることができなかった)

味としてはだいぶ改善されたが、まだまだ理想には程遠い。

二回目教訓

  • 全体に、具の後載せは真面目に検討した方がいい。
  • 具の量は適量だったと思う。一回目の焼きに課題が残ったのは、決して家庭用オーブンの温度が低すぎたせいではなかった。
  • ソースの味を整え直したのは奏功した。
  • 焼き加減はしばしば目視で確認すべき。

ピザは生地に具を載せて焼けば美味しくなるものだと思っていたが、そんなシンプルなものではなかった。ピザ自体は何度も食べたことがあるし、美味しさも知ってる。ただ、作り方については全く知らなかったことを今更ながら改めて実感させられた。

次回試してみること

  • 具の改善
    • しっかり味付け。後のせにも挑戦してみる。ピザにはいろいろなレシピを確認してみる。
  • 二度焼き
    • 具の後のせにも通じるが、まず生地のみで焼き、次にトッピングを載せてからさらに二度目の焼き。

参考:まず生地のまま180度のオーブンで6分焼いている。その後に10分焼いてチーズがとろけたら完成。二回焼いているのがポイント。

いろいろ課題が残るが、今回は一つのレシピだけを見て(しかも下手にアレンジを加えてしまい)突っ走った結果こうなった、という感じで、ある程度は止むを得ないところはあるかもしれない。強力粉を始めて使ってとりあえず雰囲気を味わうところまでは行けたと思うので、あとはここで得られた大量の教訓を反映させつつ、繰り返し練習あるのみ。