簡単そうで非常に難しいのがこのだし巻き卵。
他の料理の応用が効きにくい意味はあるかも。
卵焼きを上手く焼くには卵焼きを練習するしかない。
ポイントは、
- 一度に焼く卵液の量(普通の場合、おたま一杯分)
- 巻き始める時の焼き加減(表面は乾ききらず、裏にはほのかに焼き色がつく程度)
- フライパンの油(まめに油を加えないとこびりついて失敗)
- 卵焼きの転がし方
どれが不十分でも上手くいかない。また、同じ作業を繰り返さなければならない=こけるポイントも多い。さらに、一回巻くごとに卵焼きの大きさが変わってくるので、都度加減が変わってくる点も難易度を高める要素。
材料
- 卵 3個
- 水 100cc
- ほんだし 小さじ1/2
- 薄口醤油 小さじ1
- みりん 小さじ1
- サラダ油 適量
- 大根 適量
作り方
- 水、ほんだし、醤油、みりんをよく混ぜる
- 卵3つをよく溶いて1と合わせる
- 卵焼き用のフライパンを中火にかけサラダ油をなじませる
- 余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、頃合いを見て2の卵液をおたま1杯分静かに注ぎ入れる
- フライパン全面に卵液を広げてしばらく弱めの中火にかけ、表面が固まり始める頃に、フライパンの奥の方からフライ返しや細箸を使って手前に転がして巻いていく。
NOTE: 繰り返していくと非常に卵焼きを巻きづらくなってくるので、フライパンを奥側に傾けながら卵焼きを持ち上げるなど工夫が必要になる。 - 一番手前まで巻き終えたら、奥に戻し、空いたスペースにおたま1杯分の卵液を注ぐ。このとき、卵焼きの手前側を軽く持ち上げて、卵焼きの下まで卵液が行き渡るようにすること。
NOTE: フライパンに油分が少なくなってきたら、必ず滑りをよくするためにサラダ油を少量加えること。これを怠ると上手く巻けない - 以下、卵液がなくなるまで5, 6を繰り返す
- フライパンの上で粗熱をとり、卵焼きをラップで包んで整形する
- 大根をおろして水分を切り、卵焼きに添える