ベトナム料理といえばフォー。米粉を使った麺と、東南アジアフレーバーの優しいスープの相性は抜群。
このレシピでは、鍋料理のようにスープで全ての具材を茹でることで、スープに具材の旨味が溶け出し、日本的な味わいに仕上げている。
ちなみにガーというのはベトナム語で鶏を意味する。フォー・ガーは鶏肉を使ったフォーのこと。ベトナムではフォーといえば普通は牛肉が使われるそう。このレシピも、鶏肉を牛薄切り肉に変えればそのままフォー・ボーになる。牛薄切り肉だと加熱時間は短くて済むのがよい。
調理の最大のポイントは、麺の茹で加減。茹ですぎると一気にコシがなくなるし、茹で加減が足りないと芯が残るので、適度なモチモチ感を残せるように気を遣う。鶏肉は薄く切り、弱火でゆっくり火を通すこと。こうすることで柔らかく仕上がる。
材料
- フォーの乾麺 適量
- フォー・ガー用固形スープ 1個
- 水 500ml
- 鶏肉 150g
- エビ 8〜10尾
- 塩こしょう 適量
- 酒 小さじ1/2
- にら 1/2束
- もやし 1袋
- 香菜 1/2袋
- 春菊 適量
- 赤玉ねぎ 1/4個
- フライドエシャロット 大さじ1
食卓に用意しておくもの
- ヌックマム
- ライムジュース
- フライドガーリック
- 赤唐辛子(小口切り)
作り方
- ニラは1cm幅に切る。香菜はよく洗ってざく切り。春菊は3cm幅に切る。赤玉ねぎは薄切りにして水にさらす。もやしは軽く洗う。
- エビは殻をむいて背わたを取り、軽く洗ってキッチンペーパーで水気をとり、塩コショウと酒で下味をつける。
- 鶏肉は皮を除いてそぎ切りにする。
- 鍋に水を入れ中火にかけ、固形スープを入れる
- 固形スープが溶けてきたら、鶏肉とエビを加える。火は弱めてゆっくり加熱する。
- あくをとりながら、鶏肉に火がしっかり通るまでゆっくり弱火で加熱する。
- 同じ鍋に春菊、赤玉ねぎ、ニラを加えて弱火で軽く茹でる。
- 別の鍋にたっぷりの湯を沸かして、乾麺を入れる
- 5分程ゆでて、硬さがちょうどよくなってきたらざるにあげ、冷水でよく洗ってしめる
- 同じ鍋でもやしを軽く茹でる。
- 麺を丼に入れ、上からスープをかけ、鶏肉、エビ、春菊、ニラ、もやしを載せ、生の香菜をトッピングする。
- 好みでヌックマム、ライムジュース、フライドガーリック、唐辛子を入れて食べる。