(Web Archive: トマトどっさりの魚のソテー のレシピ・作り方|ELLE gourmet [エル・グルメ])
パンツェッタ貴久子さんの名前を知ったのはこのレシピがきっかけだったと思う。まだブログを始める前だったから多分このブログには記載していないと思うが、忘れてしまってページが消えてしまっても悲しいのでここに記録しておく。
当時、ミントと香菜を合わせるというセンスに驚かされて、これは一体どんな味になるんだろうと興味本位で作ってみた記憶がある。キッコさんのバックグラウンドも全然知らない時期だった。それを知ると、イタリアンにベトナム料理のエッセンスを加えた感じのオリジナル料理なんだろうな、となんとなく推測できるのだけど。
当時はまだソテー自体まともな教科書にしたがってやってみたこともなく、レシピに書かれてある通りにただなんとなく雰囲気でやってみた、という程度のお粗末なものだったが、レシピの力はそんな稚拙さを超えて伝わるもので、できあがったものはとても美味しく感じられて感動したものだ。そこからエル・グルメのキッコさんの他のレシピを見て作ってみて、amazonで書籍を購入して、キッコさんのレシピには外れがない!と確信するに至った。
大して料理のスキルもなく、クリエイティブな能力もなく、レシピ通りに作るしか能がない人が美味しく料理を作りたいと思えば、レシピを上手に選ぶしかない。世の中、レシピに従うだけで美味しいものができてしまう、そんなレシピを提供する優れた料理研究家や料理サイト*1があるのだ。逆に言うと、レシピを選ばないと全く美味しくない料理が出来上がってしまうということ。当たり前といえばそうかもしれない。